こんにちは。きたかんとー 運営者の「パーシー」です。
2025年のカレンダーをめくっていてハッとした方も多いのではないでしょうか。今年の12月20日(土)と21日(日)は、クリスマスイブ直前の週末という、一年で最もワクワクする並びになっています。「今年のクリスマスはどうしようかな?」と計画を練っている最中のあなたに向けて、今回は私の地元でもある北関東・茨城県の情報を全力でお届けします。
この時期、「茨城県 イベント 12月 20日 21日」と検索している皆さんが気になっているのは、単なるイベントのリストではなく、「本当にその日に行って楽しめるのか?」「寒さはどうなのか?」「混雑を避けて賢く遊ぶにはどうすればいいか?」といったリアルな情報ですよね。特に茨城は屋外の観光スポットが多いので、天候や気温への対策は楽しさを左右する重要なポイントになります。
この記事では、県内を駆け回る私が厳選したイルミネーション情報から、雨天時のバックアッププラン、そして知る人ぞ知る穴場スポットまで、徹底的に深掘りして解説します。
- 12月20日・21日だからこそ見られる、必見のイルミネーションと限定イベント
- 天候に左右されず、子供も大人も快適に過ごせる屋内のクリスマススポット
- 「悪態まつり」などの伝統行事や、今が旬のアンコウ鍋など茨城ならではの体験
- 直前でも諦めない!北関東旅行を成功させるための宿泊予約テクニック
12月20日・21日に茨城県で開催のイベント情報まとめ
クリスマス直前となるこの週末は、茨城県内でも一年で最もイベント密度が高い「特異日」と言っても過言ではありません。都内の混雑を避けて、少し足を延ばして北関東でゆったりとした時間を過ごそうと考えているカップルやファミリーにとって、茨城はまさに絶好のエリアです。
ここでは、主要なイベント情報の詳細だけでなく、現地で「これを知っていればもっと楽しめる!」というプラスアルファの情報まで踏み込んでご紹介します。
フラワーパークのイルミネーションとライトアップ

きたかんとーイメージ
まず最初にご紹介したいのが、石岡市にある「いばらきフラワーパーク」です。もしあなたが「ただ綺麗な電飾を見るだけ」のイルミネーションに飽きているなら、ここが間違いなくベストアンサーになります。
2025年のテーマは「Moonlight Rose Garden」。リニューアル以降、「見る」だけでなく「五感で感じる」体験を提供している同園ですが、この冬はマリーゴールドから植え替えられた青いパンジーと、シャンパンゴールドの灯りが織りなす「神秘的な自然とクリスマス」の世界が広がっています。
なぜ12月20日(土)と21日(日)に行くべきなのか?
それは、この週末がコンテンツの「ピーク」だからです。10月から始まったイルミネーションイベントも、このクリスマス直前の週末に合わせて演出が最高潮に達します。
この2日間だけの特別な体験
- 音の花束コンサート(20日限定): 20日(土)には、園内で特別なコンサートが開催されます。静寂な冬の森に響く生演奏と光のコラボレーションは、言葉を失うほどの没入感です。
- 「結いマルシェ」のフィナーレ: 12月6日から週末限定で開催されてきたクリスマスマーケットが、この21日(日)をもって終了する予定です。地元の作家さんが作った温かみのあるクラフト作品や、ここでしか買えないギフトを手に入れる最後のチャンスです。
- 参加型アート「風の花びら」&「氷柱」: 風を受けて輝くモビールや、叩くと音と光が反応するインタラクティブなアート展示があります。「見るだけ」だと退屈しがちなお子様も、これなら夢中で楽しんでくれるはずです。
さらに、私が個人的に推したいのが「食」の体験です。「焚き火テラス」では、パチパチと燃える炎を囲みながら、大きなマシュマロや自家製ベーコンを自分で炙って食べることができます。寒空の下、焚き火の暖かさと焼きたての香ばしさを味わう時間は、高級レストランのディナーにも負けない贅沢なひとときですよ。
公式情報で最新チェック! 点灯時間やイベントの詳細は変更になる場合もあります。お出かけ前に必ず公式サイトを確認してください。 いばらきフラワーパーク公式サイト
イバライドのクリスマスマーケットで楽しむ週末
次にご紹介するのは、稲敷市にある「こもれび森のイバライド」で開催される「フェルム・ド・ノエル」です。このイベントを一言で表すなら、「パスポートのいらないフランス旅行」です。
普段から牧歌的な風景が広がる農業公園ですが、このイベント期間中は雰囲気が一変します。「フランスの田舎のクリスマス」をテーマに、全国からアンティークショップ、古道具店、ドライフラワーの専門店、クラフト作家などが集結し、その数はなんと1日約200店舗にも及びます。
一般的なフリーマーケットとの最大の違いは、その「世界観の統一」です。出店者さんもそれぞれの世界観を作り込んでいて、会場を歩いているだけで映画のセットの中に迷い込んだような気分になれます。
パーシー流・攻略のポイント
- 開催日程の確定: イベントは12月20日(土)と21日(日)に開催されます。年内最後の開催となるため、非常に多くの来場者が予想されます。
- 到着時間の目安: 駐車場は2000台収容と広大ですが、人気イベントのためお昼前後には入場待ちの列ができることも。できれば開園直後の午前中の到着を目指しましょう。
- 夕暮れのマジックアワー: お買い物を楽しんだ後は、夕刻を待ちましょう。園内のランタンやイルミネーションが点灯し、昼間の賑やかさとは打って変わった幻想的な村の姿が現れます。
石畳の村エリアでホットワインやソーセージを片手に散策すれば、日本の茨城にいることを忘れてしまうかもしれません。こだわりの一点物を探す「宝探し」のようなワクワク感を、ぜひ味わってください。
雨でも安心な屋内の大洗水族館とサメ展示
冬のお出かけ計画で最大の懸念事項、それは「当日の天気」と「寒さ」ですよね。特に小さなお子様連れや、寒がりなパートナーとのデートでは、無理をして屋外イベントに行くと逆に雰囲気が悪くなってしまうことも…。
もし12月20日・21日の天気予報が雨、あるいは極寒の強風だった場合、迷わず選んでほしいのが大洗町の「アクアワールド茨城県大洗水族館」です。
ここはただの屋内退避場所ではありません。関東最大級の規模を誇り、特にクリスマスの時期は全館を挙げて「クリスマス アクアワールド」という特別な演出を行っています。
| 展示テーマ | 内容・見どころ |
|---|---|
| サメ×クリスマス | 「サメの飼育種類数日本一」を誇る同館ならではの独自企画。2025年に生まれたばかりのサメの赤ちゃん(オーストラリアンマーブルキャットシャークなど)を展示する「はじめてのクリスマス」水槽は、マニアでなくてもその可愛さに癒されます。 |
| サンタエビの登場 | 赤と白の鮮やかな縞模様が特徴の「シロボシアカモエビ」をサンタクロースに見立てて展示。写真映えも抜群で、子供たちにも大人気です。 |
| ナイトアクアワールド | 通常営業終了後に開催される夜間営業(開催日は要確認)。昼間とは異なるライティングで照らされた水槽は非常にロマンチックで、オーシャンライブ(イルカ・アシカショー)も特別バージョンになります。 |
館内では「海のクリスマスマルシェ」としてハンドメイド雑貨の販売なども行われており、クリスマスプレゼント選びも楽しめます。暖房の効いた快適な館内で、海の生き物たちと過ごすクリスマスは、天候リスクを完全に排除できる最強のプランと言えるでしょう。
茨城で冬の花火はある?夜を楽しむ代替案
「冬の澄んだ夜空に打ち上がる花火が見たい!」という検索意図を持って当ブログにたどり着いた方もいるかと思います。期待させて申し訳ないのですが、誠実にお伝えします。
残念ながら、12月20日・21日の日程で、茨城県内で大規模な花火大会が開催される予定は現時点では確認されていません。
夏季の「古河花火大会」や「土浦全国花火競技大会」のような規模のものを期待されている場合は、お台場(東京)や熱海(静岡)など、他県のイベントを検討する必要があるかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです!
茨城には「花火」という形ではなくとも、それを補って余りある大規模な「光の演出」が県内各地に点在しています。花火は数十分で終わってしまいますが、イルミネーションなら時間を気にせず、ゆっくりと二人のペースで楽しむことができます。
| エリア | スポット名 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 土浦市 | 水郷桜イルミネーション (霞ヶ浦総合公園) | 高さ25m、羽直径20mの巨大なオランダ型風車がライトアップされます。湖畔にあるため、水面に光が反射する「リフレクション」が美しく、写真愛好家にも人気です。 |
| 筑西市 | 道の駅グランテラス筑西 イルミネーション | 北関東最大級の道の駅で開催。お買い物や食事と合わせて気軽に立ち寄れるのが魅力。12月中旬まではクリスマスイベントも併催されていることが多いです。 |
| つくば市 | つくば駅前イルミネーション (つくばセンター広場) | つくばエクスプレス沿線でアクセス抜群。仕事帰りやディナーの前後に、街歩きの一環としてスマートに楽しめる都会的なイルミネーションです。 |
このように、花火大会がなくとも夜を楽しむ選択肢は豊富にあります。むしろ、寒空の下で花火の開始時間をじっと待つよりも、イルミネーションの中を歩いて体を動かしたり、近くのカフェで暖をとったりできるこちらのプランの方が、冬のデートとしては快適かもしれません。
混雑を避けた穴場の観光スポットを紹介
「クリスマスのキラキラした雰囲気は好きだけど、人混みはどうしても苦手…」「二人きりで静かに過ごしたい」という方へ。あえて定番を外し、落ち着いた時間を過ごせる穴場スポットをご提案します。
1. 茨城県立歴史館(水戸市)
「えっ、クリスマスに歴史館?」と思われるかもしれませんが、ここが意外な穴場なんです。広大な敷地には旧水海道小学校本館などの洋風建築が移築されており、レトロでクラシカルな雰囲気が漂っています。11月のイチョウ並木が有名ですが、12月下旬はその喧騒も去り、非常に静かで落ち着いた空気が流れています。現在開催中の企画展をゆっくり鑑賞し、歴史と文化に触れる知的で大人なデートコースはいかがでしょうか。
詳しい展示内容や開館情報は、県の公式サイトで確認できます。 茨城県立歴史館公式サイト
2. 大洗磯前神社「神磯の鳥居」(大洗町)
太平洋の岩礁に立つ鳥居として有名な絶景スポットです。初詣の時期(1月1日〜)は凄まじい混雑となりますが、12月20日・21日の時点では、まだそこまでの混雑はありません。特に夕暮れ時や早朝、荒々しい冬の波が鳥居に打ち付ける様は圧巻です。波の音だけが響く神聖な場所で、一年を振り返り、来年の抱負を語り合う。そんな静かなクリスマスも、記憶に残る素晴らしい時間になるはずです。
国営ひたち海浜公園の干支地上絵を見に行こう
春のネモフィラ、秋のコキアで世界的に有名な「国営ひたち海浜公園」ですが、冬のシーズンも見逃せません。広大な敷地を持つこの公園では、この時期ならではのユニークなアート展示が行われています。
最大の目玉は、「干支の巨大地上絵」です。
2026年の干支である「午(うま)」を描いた巨大な地上絵が、大観覧車の前のエリアに出現します。この地上絵の面白いところは、その素材です。公園内で刈り取ったコキア(あの赤く紅葉した植物です!)や、間伐材、松ぼっくりなど、自然素材を再利用して描かれているんです。SDGs的で環境に優しいアートなんですね。
鑑賞のベストポジション この地上絵、地上から見ると大きすぎて全体像がよく分かりません(笑)。 正解は「大観覧車に乗る」こと。ゴンドラがぐんぐん上昇し、最高到達点に達する少し手前あたりで、地上絵の全貌がくっきりと見えてきます。空から見下ろす巨大な馬のアートは迫力満点!ぜひカメラを構えて乗車してください。
また、寒さが苦手な方には「グラスハウス」がおすすめ。太平洋を望むガラス張りのカフェ・休憩スペースなのですが、ここでは特殊な温度管理で開花時期を調整した「アイスチューリップ」が見頃を迎えています。暖かい室内で、冬の海とカラフルなチューリップの競演を楽しむことができる、まさに楽園のようなスポットです。
12月20日・21日の茨城県イベントを楽しむ宿泊ガイド
ここまでご紹介した通り、12月20日・21日は夜のイベントが非常に充実しています。日帰りで強行軍するのも良いですが、帰りの渋滞や運転の疲れを考えると、一泊してゆっくり過ごすのが断然おすすめです。特に、翌日の21日(日)にしか体験できない特別なイベントもあります。
笠間の悪態まつりで伝統の奇祭を体験する

きたかんとーイメージ
もし12月21日(日)の朝を茨城で迎えるなら、絶対に体験してほしいのが笠間市の愛宕神社で開催される「悪態まつり」です。
これは日本三大奇祭の一つとも言われる、非常にユニークなお祭りです。白装束に身を包んだ13人の天狗たちが、愛宕山の麓から山頂の神社まで練り歩くのですが、その道中、参拝者は天狗に向かって「バカヤロー!」などの悪態(悪口)を浴びせることが許されているのです。
「クリスマスに悪口!?」と驚かれるかもしれませんが、これにはちゃんと意味があります。「悪態をついて日頃の憂さを晴らし、お供え物を奪い合って福を得る(近年はお餅まき等の形式になることが多いです)」という、無病息災や家内安全を願う神事なのです。
参加の心得 罵声が飛び交うお祭りですが、あくまで神様への祈願を含んだ「演出」です。むやみに他人を傷つけるような暴言ではなく、ユーモアと節度を持って参加しましょう。この一年のストレスを大声で叫んで発散し、スッキリした気持ちで新年を迎える準備をする。ある意味、現代人にこそ必要なメンタルケアのイベントかもしれません。
旬のアンコウ鍋や限定クリスマスディナー
旅の楽しみといえば「食」ですよね。茨城の冬の味覚の王様といえば、なんといっても「アンコウ」です。
「西のフグ、東のアンコウ」と称される高級魚ですが、特に12月は産卵に向けて肝(アンキモ)が肥大化し、一年で最も美味しくなるベストシーズンです。大洗やひたちなかエリアの老舗旅館や割烹料理店では、水を一切使わず、アンコウの水分と味噌だけで煮込む伝統料理「どぶ汁」を提供しています。その濃厚でコクのある味わいは、一度食べたら忘れられない衝撃です。
一方で、「クリスマスの時期だし、おしゃれなディナーがいい」という方には、水戸やつくばエリアのホテルディナーがおすすめです。
- ホテルテラスザガーデン水戸(水戸市): 水戸駅直結という好立地にあるホテル内の「トラットリア・イル バンカーレ」では、クリスマス限定のディナー&ランチコースが提供されます。洗練されたイタリアンを楽しみながら、スマートなデートが可能です。
- ホテルグランド東雲(つくば市): 「つくばの迎賓館」とも呼ばれる伝統あるホテルでは、クリスマスディナーバイキングが人気です。ローストビーフやケーキなど豪華なメニューが並び、小さなお子様連れの三世代家族でも気兼ねなく楽しめるのが魅力です。
- ときわ邸M-GARDEN(水戸市): 千波湖を一望できる絶好のロケーションで、限定クリスマスコースを提供。席数が限られるプレミアムなスポットなので、予約はお早めに。
便利なトラベリストで宿をお得に予約する
「イベントに行くことは決めたけど、まだ宿を取っていない…」「年末でどこも高そう…」と不安になっている方もいるかもしれません。
そんな時、私がいつも活用しているのが、国内のホテルや旅館を横断検索して予約できる【トラベリスト】です。
なぜこの時期にトラベリストをおすすめするかというと、以下の理由があります。
直前予約に強い!トラベリストの活用術
- 掘り出し物が見つかる: 大手予約サイトで「満室」と表示されていても、トラベリスト経由だと空室が見つかるケースがあります。独自の在庫や、直前キャンセルが出た枠を効率よく探せます。
- 比較が簡単: ビジネスホテルから温泉旅館まで幅広いラインナップを一括で比較できるので、「寝るだけだから安く済ませたい」派も、「温泉と料理を豪華にしたい」派も、予算に合った宿をすぐに見つけられます。
- スマートな操作性: スマホからでもサクサク検索できるので、移動中やイベントの合間に「今夜泊まれる宿」を探すのにも便利です。
イベント会場の近くに宿を確保できれば、帰りの運転を気にせずにお酒を楽しんだり、イルミネーションを閉園時間まで満喫したりできます。せっかくのクリスマス週末、ちょっと贅沢してホテルステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
12月20日・21日の茨城県イベント完全ガイドまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は、2025年12月20日(土)・21日(日)の茨城県のおすすめイベント情報を徹底解説しました。
いばらきフラワーパークの幻想的な光と音の演出、イバライドで味わうフランス風のクリスマス、そして大洗水族館での全天候型の楽しみ方など、茨城にはこの時期だけの魅力が詰まっています。日曜日は笠間の悪態まつりで一年の憂さを晴らすのも、他ではできない貴重な体験になるはずです。
最後にパーシーから一つだけ注意点 茨城の冬、特に夜間や沿岸部は「風」が強くて体感温度が下がります。天気予報の気温だけを見て油断せず、ダウンジャケット、マフラー、手袋、そして「貼るカイロ」を持参するなど、防寒対策は「やりすぎかな?」と思うくらいで丁度いいですよ。
しっかりと準備をして、あなたの大切な人たちと、素敵なクリスマスの週末を茨城で過ごしてくださいね!
※本記事の情報は2025年12月時点の予測および調査に基づくものです。イベントの開催状況や時間、料金などは変更になる場合がありますので、お出かけの際は必ず各施設の公式サイト等で最新情報をご確認ください。


コメント