この記事でわかること
- 2025年9月23日(火・祝)の秋分の日、群馬県内で開催が期待されるファミリー向けイベント情報
- 高崎市、前橋市、太田市など群馬県主要都市(東毛・中毛・西毛・北毛)の具体的なお出かけスポットと祝日の楽しみ方
- 小学生(高学年女子・低学年男子)の相反するニーズを両立させるためのパパ的施設選びのコツ
- 9月23日の天気が雨だった場合でも楽しめる、群馬県内の信頼できる代替プラン(インドア施設)
どうも、北関東在住、小学4年生の娘と小学2年生の息子を持つパパ、パーシーです!
いやー、長かった夏休みも終わり、学校が始まったと思ったら、あっという間に9月も後半ですね。カレンダーを見て「おっ!」と思いました。そう、9月23日(火)は「秋分の日」で祝日じゃないですか!
ご存知の通り、秋分の日は「昼と夜の長さがほぼ同じになる日」。この日を境に、秋の夜長が始まっていく…なんとも季節の変わり目を感じる一日です。そして何より、貴重な「飛び石連休」ならぬ、週の真ん中にある「単発の祝日」です。
我が家のような小学生チームがいると、この一日はめちゃくちゃ貴重。夏の猛暑もようやく和らぎ、日差しはまだ暖かくても風はカラッと涼しい。まさに「お出かけのゴールデンシーズン」到来です。「どこか行きたい!」「ねえパパ、23日休みでしょ!?」と子供たちからの圧も日に日に高まっております(笑)。
でも、いざ「群馬県 イベント 9月 23日」で探してみると、情報が多すぎたり、逆にピンポイントすぎて「ウチの子、これで喜ぶかな…?」と悩むことも多いんですよね。
特に我が家の悩みは、子供たちの年齢差と性別差。小学4年生の娘は、もうただの公園や滑り台では満足しないお年頃。「ちょっとしたスリル」や「体験の面白さ」、なんなら「写真撮って友達に見せたい」みたいな(笑)、質を求め始めます。一方で、小学2年生の息子はまだまだ「量」がすべて。どれだけ全力で走り回れるか、どれだけ体力をゼロまで使い切れるかが満足度のバロメーター。この両方を同時に満足させる場所探しが、毎週末のパパの最重要ミッションです。
そこで今回は、この貴重な9月23日の祝日をターゲットに、群馬県内でファミリーが一日中楽しめるイベントやお出かけスポットを、我が家の実体験とパパ目線全開で徹底リサーチしました!高崎市や前橋市といった主要都市はもちろん、太田市や桐生市などの東毛から、沼田市などの北毛まで、エリア別の「鉄板スポット」を網羅します。秋の一日を最高にするための、リアルなパパ的考察ガイド、スタートです!
9月23日の祝日決定版!群馬県イベント&お出かけスポット【全エリア考察】
さあ、9月23日(秋分の日)、どこに行きましょうか。群馬県は本当に広いですからね。東毛、中毛、西毛、北毛…それぞれにまったく違う魅力のスポットがあります。この時期(9月下旬)のイベントの傾向としては、真夏のような大規模な「音楽フェス」や「花火大会」というよりは、過ごしやすい気候を活かした公園での「お祭り」や「クラフト体験」、または秋の「収穫体験」、そして各施設が祝日向けに企画する「特別イベント」がメインになってきます。
我が家が祝日のお出かけ先を選ぶ基準は、だいたい以下の5つです。
- コストパフォーマンス:入場料や利用料が無料、または格安であること。浮いた分を体験や食事に回したいですからね。
- 子供の満足度(両立):前述の通り、小4女子と小2男子が「両方とも」楽しめる要素があること。
- 混雑対策:祝日なので混むのは当然。でも「混雑しすぎて何もできなかった」を避けられるキャパシティ(広さ)があるか。
- パパママの疲労度:移動距離が長すぎない、駐車場から遊び場までが遠すぎない、休憩できる木陰やベンチが十分にあること。(これ大事。親が倒れたら元も子もない)
- 雨天対応力:9月は秋雨前線や台風シーズン。万が一の雨でも、プランB(屋内施設)に切り替えられるか、または屋内施設そのものが目的地であるか。
これらのわがままな(笑)パパ的観点から、群馬県の主要エリアごとに、9月23日に行くべき場所を徹底的に掘り下げていきます!
まずは、各エリアの代表的な候補地を比較しやすいように一覧表にまとめてみました。どこも魅力的ですが、タイプが全然違いますね。
エリア | 代表スポット | 主な市 | 特徴(9/23の魅力) | パーシー的評価 |
---|---|---|---|---|
東毛 | ぐんまこどもの国 | 太田市 | 最強のコスパ。広大な敷地と格安遊具。祝日イベント期待度【大】。 | ★★★★★(本命) |
東毛 | 子ども科学館 | 館林市 | 雨天時の絶対的エース。プラネタリウムと科学体験。知的好奇心を満たす。 | ★★★★☆(雨ならココ) |
東毛 | 桐生が岡動物園/遊園地 | 桐生市 | 動物園無料+激安遊園地。幼児~低学年の満足度◎。 | ★★★★☆ |
中毛 | 華蔵寺公園 | 伊勢崎市 | スリル(遊園地)と広場(公園)のバランスが最強。アクセス抜群。 | ★★★★☆ |
中毛 | るなぱあく&敷島公園 | 前橋市 | 低年齢向け(るなぱあく)+自然(敷島)のハシゴプラン。 | ★★★☆☆(高学年には物足りないかも) |
西毛 | 群馬の森 | 高崎市 | 「何もしない」を楽しむ場所。芝生と博物館。ピクニックに最適。 | ★★★★☆ |
北毛 | 観光農園(りんご狩り) | 沼田市 | 秋の体験型イベントの王様。食育にも最適。9/23はベストシーズン。 | ★★★★★(体験重視なら) |
【東毛エリア】太田市・館林市・桐生市・邑楽町:最強の「こどもの国」と知的好奇心プラン
まずは、栃木県や埼玉県との県境にも近く、アクセスしやすい東毛エリアから。ここは北関東道や東北道からのアクセスも良く、ファミリー向けの「強すぎる」施設が密集しています。正直、このエリアだけで9月23日の選択肢は完結してしまうほどのポテンシャルがあります。特に太田市と館林市は要チェックです。
太田市「ぐんまこどもの国」:祝日の本命、迷ったらココ!

きたかんとーイメージ
僕がもし友人パパに「9月23日に群馬のどこか行きたいんだけど、間違いないとこ教えて」と聞かれたら、真っ先に候補に挙げるのがココ、太田市にある「ぐんまこどもの国」です。
ここはもう、群馬県、いや北関東におけるファミリーお出かけスポットの「王様」と言っても過言ではありません。祝日であれば、広場での大道芸ショーや、児童会館での無料クラフト体験など、何かしらの小規模イベントが開催されている可能性が非常に高いです。事前に公式サイトを直前にチェックするのは必須ですが、仮に特別なイベントが何もなくても、この公園の基本ポテンシャルだけで丸一日、いや一日では足りないくらい遊べます。
何がすごいって、まず無料の遊具エリアが広大すぎる。山の斜面を利用したような巨大なコンビネーション遊具、ターザンロープ、そして子供たちが大好きなフワフワドーム(空気で膨らんだトランポリン)。うちの小2男子は、この遊具エリアに解き放つと、文字通り無限に遊んでいられます。水を得た魚です。
「でも小4女子は飽きるんじゃ?」と思いますよね。それが、大丈夫なんです。確かに一人だと飽きるかもしれませんが、あそこには同じ年代の子たちが大勢いるので、いつの間にか知らない子と混じって鬼ごっこを始めていたりします。あの広さと遊具の攻略性が、高学年の探求心もまだギリギリ満たしてくれるんですよね。
そして、有料アトラクション。これがまた、親の財布に優しすぎる。園内を一周するサイクルモノレール、パパが漕ぐタイプのボート、そして爆笑必至の「おもしろ自転車」。これらが全部、1回50円とか100円(児童料金)で乗れるんです。普通の遊園地なら1回500円はしますよ。家族4人でいくつか乗っても、ランチ代より安い。この「ちょっとした非日常(乗り物)」と「無料の全力遊び(遊具)」が両立しているのが、こどもの国の最大の強みです。
もちろん、9月23日のような祝日は、間違いなく大混雑します。特に無料の駐車場(これもデカい!)は、開園時間(午前9時半)を過ぎるとどんどん埋まっていきます。北関東道・太田強戸PA(スマートIC)直結というアクセスの良さも、混雑に拍車をかけます。
我が家の作戦は、いつもこうです。
- 朝イチ(9時過ぎ)に到着し、児童会館に近い駐車場に停める。
- 開園と同時に、まず一番混む「サイクルモノレール」の列に並ぶ(パパが並び、ママと子供は近くの遊具で待機)。
- 有料系をいくつか午前中に制覇する。
- 混んできたら、広大な芝生広場にレジャーシートとポップアップテントを広げて「基地(ベースキャンプ)」を設営。
- お弁当と水筒(特大)は絶対に持参する。(あそこの食堂や売店は、祝日のお昼時は本当に並びますから)
午後からは、無料遊具で遊んだり、芝生でバドミントンをしたり、児童会館(ここも冷房が効いてて最高)の科学展示や図書コーナーで休憩したり。一日中、飽きることなく過ごせます。9月23日の大本命と言っていいでしょう。
(外部リンク:ぐんまこどもの国 公式サイト)
館林市・邑楽町エリア:雨天でもOK!科学館と「たぬき」の知育コンボ
9月の祝日で一番怖いもの…それは「雨」です。そう、この時期は秋雨前線が停滞したり、週末に限って台風が接近したりと、天候が本当に読めない!前日まで晴れ予報だったのに、朝起きたらドン曇り、なんてこともザラです。
そんな時に慌てないための「最強の雨天プラン」の筆頭が、館林市にある「向井千秋記念子ども科学館」です。
「どうせ子供向けの科学館でしょ?」と侮ってはいけません。ここはかなり本格的。館林市出身の女性宇宙飛行士・向井千秋さんの功績を記念しているだけあって、宇宙関連の展示が非常に充実しています。特に、傾斜型ドームのプラネタリウムは最高です。9月23日の祝日であれば、おそらく秋の星座に関する特別プログラムや、子供向けのアニメ番組などを上映しているはず。これを見るだけでも価値があります。
館内には「月面ジャンプ」の疑似体験(自分の体重が6分の1になる感覚)ができる装置や、様々な科学実験装置があり、小2男子はボタンを押したり触ったりするだけで大興奮。小4の娘は「なぜそうなるのか?」という解説文を読み込んだりして、理科への興味を深めるきっかけにもなります。まさに二人同時に満足できるインドア施設。
9月23日の祝日には、特別なサイエンスショーや、簡単な工作ワークショップ(整理券が必要な場合アリ)が企画されることが多いです。ここに行くなら、まず入館時に「イベントスケジュール」を必ず確認し、プラネタリウムとショーの時間を軸に動くのが賢い回り方ですね。
もし、午後から晴れ間が見えるようなら、すぐ近くの「茂林寺(もりんじ)」に寄るのもアリです。そう、あの昔話「分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)」の舞台とされるお寺です。参道にズラーーーッと並んだ、表情豊かなたぬきの置物は、子供たちも「なにこれ!」「全部顔が違う!」と喜びます。科学(宇宙)と昔話(たぬき)という、館林市ならではの知的な異文化コンボが楽しめます。
また、このエリアは隣接する邑楽町(おうらまち)も含め、自然も豊か。「多々良沼公園」という巨大な公園もあります。9月はまだ白鳥飛来の時期ではありませんが、広大な沼の周りを散策するだけでも気持ちいい。科学館で頭を使ったあと、少しだけ外で体を動かす、といった柔軟なプランが組めるのもこのエリアの魅力です。
桐生市エリア:入園無料の動物園と遊園地でコスパ最強に遊ぶ
東毛エリアでもう一つ外せないのが、桐生市の「桐生が岡動物園」と「桐生が岡遊園地」の最強コンボです。この二つ、丘の上で隣接してるんですが、最大の魅力は…なんと、動物園が「入園無料」であること!
「無料だから大したことないんじゃ…」と思うかもしれませんが、とんでもない。ちゃんとキリンもライオンもいます。ペンギンもフラミンゴもサル山も完備。もちろん規模は小さいです。でも、それが逆にいい。小学校低学年くらいまでなら大満足ですし、親が歩き疲れない(これ超重要)。9月23日のような過ごしやすい日は、動物たちも活発に動いていることが多い気がします。
そして、歩道橋を渡った隣にあるのが「桐生が岡遊園地」。こちらは乗り物ごとにお金がかかりますが、その料金が…信じられないくらい安い。昭和レトロ感あふれる雰囲気で、多くの乗り物が大人200円、子供100円のチケット制(回数券だともっと安い)。最新の絶叫マシンはありませんが、ミニジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなど、子供が喜ぶ基本はすべて押さえています。
この「安さ」が、子供の満足度をブーストします。普通の遊園地なら「あれも乗りたい」「これも乗りたい」と言われても、「さっき乗ったでしょ!」とパパもイライラしがちですが(苦笑)、ここなら「いいよ、100円だし!」と鷹揚に構えられます。小4の娘も小2の息子も、二人でメリーゴーランドやミニ観覧車に乗ってはしゃいでいます。親の財布にも優しい。一日遊んでも家族4人でおやつ代込み数千円で収まることも。
ただし、9月23日の祝日は、当然ながら家族連れでかなり賑わいます。特にここは丘の上にあって駐車場が分散しており、キャパもそこまで大きくありません。午前中の早めの時間に行かないと、駐車場探しで時間をロスする可能性大です。遊園地のチケットを買うのにも少し並ぶかもしれません。ただ、敷地自体がそこまで広すぎないので、「子供を見失う!」というストレスが(こどもの国に比べると)少ないのもパパ的には高ポイント。動物園と遊園地、両方行っても親が疲れすぎない、ちょうどいい規模感なんですよね。
【中毛・西毛エリア】伊勢崎市・前橋市・高崎市:定番公園と「体験」で勝負
続いては、県庁所在地・前橋市と、最大の都市・高崎市を擁する群馬の中心エリアです。ここは伊勢崎市も含め、主要な国道や高速道路が交差し、人口も集中するエリア。それだけに選択肢が非常に多い激戦区ですが、それゆえに「どこも混んでそう…」という悩みも発生します。
伊勢崎市「華蔵寺公園」:遊園地と公園のハイブリッド

きたかんとーイメージ
中毛エリアの定番といえば、やはり伊勢崎市の「華蔵寺(けぞうじ)公園」でしょう。ここも桐生市と似たコンセプトで、「遊園地」と「広大な公園」(+市民体育館や小さな水族館まで)が一体になっています。
ここの遊園地「華蔵寺公園遊園地」も、とにかく安い。大人が700円出せば一日フリーパスが買える(個別チケットもあり)という破格の設定。北関東のファミリーは本当に恵まれていると実感します。ここの目玉は、なんといってもジェットコースター「コズミック・エキスプレス」。これは桐生のミニコースターと違い、かなり本格的な宙返りループもあるスリルライドです。うちの小4娘はこういうのが大好きなので、これがあるだけでテンション爆上がりです。
一方、小2息子はまだちょっとそれが怖いみたいで、専ら急流すべりの「スペース・ストリーム」の方に夢中です。まあ、あれも最後かなりビショビショに濡れますが(笑)。9月23日ならまだ濡れても寒くないギリギリのライン。ポンチョ(100円で売ってます)は必須ですね。
9月23日の祝日、ここも間違いなく混みます。特に遊園地エリアは人気アトラクションで待ち時間が発生するでしょう。ただ、このスポットの強みは、遊園地に飽きたり混雑に疲れたりしても、シームレスに「広大な公園エリア」に退避できること。大きな池の周りを散歩したり、アスレチック遊具で遊んだり。お弁当を広げる場所には絶対に困りません。
前橋市からも高崎市からもアクセスしやすい立地(北関東道・伊勢崎ICからすぐ)なので、「伊勢崎で待ち合わせ」というパターンにも使いやすい。9月の爽やかな気候の中、レトロだけどスリルもある遊園地で遊び、疲れたら公園でまったり。王道ですが、外さない選択肢です。
(外部リンク:伊勢崎市 華蔵寺公園 公式情報)
前橋市:「るなぱあく」と「敷島公園」の使い分け
県都・前橋市。ファミリー向けスポットとして真っ先に思い浮かぶのは、やはり「るなぱあく(前橋市中央児童遊園)」ですよね。「にっぽんいち なつかしい ゆうえんち」のキャッチコピー通り、いまだに現役の10円木馬や、50円で乗れるミニ列車など、異次元の安さを誇る遊園地です。
ただ、正直に言います。うちの小4娘は、もう「るなぱあく」では満足しなくなってきました…。あれは完全に「未就学児~小学校低学年」向けの施設です。小2息子はまだ「飛行塔」や「豆汽車」で大はしゃぎするんですけどね。だから、9月23日に「るなぱあく」だけを目的に前橋市に行く、というのは我が家の場合、ちょっと厳しくなってきました(娘が退屈してしまう)。
もし前橋市に行くなら、ハシゴプランがおすすめです。午前中にサクッと「るなぱあく」で息子を満足させ(10円木馬はもはや文化遺産なので親も楽しい)、早めに切り上げ、午後は車で10分ほど移動して利根川沿いの「敷島公園」へ行く、という流れです。
敷島公園は広大です。ボート池でスワンボートに乗ったり(9月23日は最高に気持ちいいでしょうね!)、広大な松林の中でバドミントンやフリスビーで思い切り遊んだり。娘も「るなぱあく」より、こういう場所で体を動かす方が楽しそうです。
公園内には「ばら園」もありますが、9月下旬はちょうど「秋バラ」が咲き始めているかどうか、という微妙な時期かもしれません。満開ではないかもしれませんが、秋バラの持つ力強い香りを楽しめる可能性はあります。何より、あの広い空間でのんびり過ごすだけでも、祝日としての価値は十分あります。
高崎市「群馬の森」:イベントが無くても「イベント」になる場所
西毛の雄、高崎市。高崎観音や達磨寺など観光地は多いですが、9月23日に家族で一日「遊ぶ」となると、僕のイチオシは「群馬の森」です。
ここは、特定のイベント(お祭りなど)がなくても、行くこと自体が「イベント」になる場所。その理由は、とてつもなく広い芝生広場と、知的好奇心を満たす施設が両立しているから。我が家はここにポップアップテントとアウトドアチェア、そして遊び道具(ボール、フリスビー、縄跳び、シャボン玉)を全部持って行きます。
9月23日(秋分の日)、もし晴れたら、絶対に同じことを考えているファミリーで芝生が埋め尽くされます。それがまたいい。「みんな休みの日に公園満喫してるなー」という一体感(笑)。子供たちは勝手にその辺の子たちと混じって走り回り、パパは芝生でゴロゴロしながら読書する。最高です。木陰のベストポジションは早めに埋まりますが、とにかく広いので場所取りに必死になる必要もありません。
ここが他の公園と決定的に違うのは、敷地内に「群馬県立近代美術館」と「群馬県立歴史博物館」という、県を代表する文化施設があること。これが、小4女子対策に効くんです。ずっと外遊びで退屈してきたら、「じゃあ博物館見てくる?」と、どちらか(だいたい歴史博物館の方)に連れて行くことができます。常設展だけでも勾玉や埴輪など、社会科で習うもの実物が見られて見ごたえ十分。祝日には企画展やワークショップ(勾玉づくり体験など)が開催されていることもあるので、要チェックです。
小2男子はパパと外でボール遊び、小4女子はママと博物館で知育体験。このように、家族が安全な敷地内で「別行動」できるのが「群馬の森」の最大の強み。9月23日は、こういう「遊び」と「学び」を両立できる場所が本当にありがたいですね。駐車場も無料で広大、高崎ICからもすぐです。
【北毛エリア】沼田市:これぞ秋の醍醐味!「りんご狩り」イベント
さて、最後はグッと北上して北毛エリア。この時期、このエリアでしかできない、秋の最強「体験型イベント」があります。遊園地や公園とはまったく違う満足感が得られる選択肢です。それは…沼田市を中心とした「りんご狩り」です!
スーパーの店頭にもりんごが並び始めましたが、やはり「自分で収穫する」という体験は別格。これが子供たちの心にものすごく響くんですよね。「食べ物がどうやってできているか」を知る、最高の食育イベントです。
9月下旬。これ以上ない、りんご狩りのベストシーズンです!沼田市周辺(利根沼田エリア)は、群馬県内でも有数のりんごの産地で、「フルーツ狩り観光農園」がたくさん集まっています。この時期は、ちょうど夏りんご(つがる等)が終わり、秋りんごの早生~中生種が旬を迎えています。具体的には「あかぎ」「陽光」「秋映(あきばえ)」あたりでしょうか。特に長野生まれの「秋映」は、色が濃くて甘酸のバランスが良く、僕は大好きです。農園によっては、複数の品種を食べ比べできるところも多いです。
これは、うちの子どもたちが(特に娘が)大好きなイベントです。自分で木になっているりんごを選び、クルッと回してもぎ取る、という「収穫体験」がまず楽しい。そして、その場で食べるりんごの美味さ!小2息子なんて、丸かじりで果汁をダラダラ垂らしながら食べてます(なので、着替えと大量のウェットティッシュは絶対に必須です)。小4娘は「どれが蜜が入ってるかな」「この木の方が赤くて美味しい!」と、真剣な目つきで「選ぶ」作業に夢中になります。
農園のシステムは、「時間内食べ放題」のところと、「試食あり・もぎ取りは量り売り(お土産)」のところがあります。パーシー的考察ですが、小学生ファミリーには後者(もぎ取り量り売り)の方がおすすめかも。なぜなら、りんごって、そんなに何個も食べ放題できない(笑)。すぐお腹いっぱいになっちゃう。それよりは、試食で味を確かめ、「これだ!」という品種を家族会議で決めて、カゴいっぱいにもぎ取って帰る方が、帰宅後も楽しみが続いて満足度が高い気がします。
もちろん、9月23日の祝日は、関越道が少し混むかもしれません。特に夕方の上り(東京方面)は渋滞が予想されます。ポイントは、朝早めに行くこと。美味しいりんごは午前中に無くなる(わけではないですが、空いている方がゆっくり選べる)ので、沼田IC近くの農園を目的地に、朝出発するのがおすすめです。昼過ぎには撤収して早めに帰路につくか、いっそ沼田周辺の日帰り温泉に寄って、渋滞のピークを避けてから帰るのも賢い選択ですね。
これは「用意されたイベント」に参加するのではなく、自分たちが「秋のイベント」そのものになる体験です。高崎市や前橋市から少し足を延ばして、群馬の秋の味覚を満喫する9月23日。これは最高の思い出になりますよ。
(外部リンク:沼田市観光協会 フルーツ狩り情報)
9月23日の群馬県イベント探し・我が家の結論まとめ
さて、9月23日(火・祝)に行きたい群馬県のイベントやスポットを、パパ目線で網羅的に考察してきました。いやあ、こうして書き出してみると、群馬、遊ぶところがありすぎますね。選択肢が多すぎるという、なんと贅沢な悩みでしょう。本当に恵まれています。
ここで、我が家(小4女子・小2男子)のパパとして、最後に「状況別」の結論をまとめてみたいと思います。皆さんのご家庭の状況と照らし合わせて、参考にしてみてください。
- とにかくコスパ良く、子供の体力をゼロにしたいなら(東毛・中毛)
これはもう二択。太田市の「ぐんまこどもの国」か、伊勢崎市の「華蔵寺公園」です。
より低年齢(幼児~小2男子)の満足度と、自然の広さを重視するなら「こどもの国」。少しスリル(ジェットコースター)も欲しい、小4女子の満足度も絶対確保したいなら「華蔵寺公園」でしょうか。どちらも入園無料で、遊具が充実し、低料金の乗り物もある。お弁当持参で一日中遊べます。9月23日のような祝日は、こういう「懐に優しいけど満足度が異常に高い」場所が最強です。もちろん、桐生市の「動物園(無料)&遊園地(激安)」セットも、特に動物好きのお子さんがいるなら最高の選択肢に入りますね。 - 天気が怪しい…9月23日が雨予報、または降水確率50%の場合
これはもう、迷わずプランBを発動。即決で、館林市の「向井千秋記念子ども科学館」です。プラネタリウム(祝日は整理券配布の可能性大なので真っ先に向かうべし)と、体験型の科学展示で、丸半日は余裕で過ごせます。インドアでこれだけ知的好奇心を満たしてくれる場所は貴重です。
あるいは、高崎市の「群馬の森」に行って、「今日は博物館・美術館デー」と割り切るのもアリ。企画展の内容次第では、これがメインイベントになり得ます。 - 「秋」と「体験」を重視し、家族の思い出を優先するなら
これはもう、お金(高速代や体験料)には代えられない価値がある、沼田市の「りんご狩り」で決まりです。9月23日という日付は、まさに収穫の最盛期。遊園地のアトラクションも楽しいですが、「自分の手で収穫し、その場で食べる」という一次体験は、子供たちの記憶に深く刻まれます。うちの娘も息子も、こういう「体験型」イベントが一番、あとあとまで「楽しかったね!」と話してくれますから。
群馬県は本当に広く、前橋市や高崎市のような便利な都市部から、沼田市のような自然豊かなエリアまで、一日で多様な体験ができます。皆さんも9月23日の祝日、ご家族にピッタリの最高のプランを立てて、群馬県で素敵な秋の一日をお過ごしください!
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