この記事でわかること
- 2025年9月20日(土)・21日(日)に栃木県で開催される子連れにおすすめのイベント
- 各イベントの見どころやアクセス、料金などの詳細情報
- 小学4年生と2年生の子供を持つ父親「パーシー」目線での楽しみ方や注意点
- イベントと合わせて楽しめる周辺のおすすめ立ち寄りスポット
こんにちは!小学4年生の娘と2年生の息子、2児の父のパーシーです。9月も後半に入り、運動会シーズンもひと段落。朝晩は窓を開けるとひんやりとした空気が流れ込んできて、「ああ、秋が来たんだな」と実感する毎日です。スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋…子どもたちと「次の週末、どこへ行こうか?」と話すのが、僕にとって何よりの楽しみになっています。
特に9月の3連休が明けた週末、9月20日(土)と21日(日)あたりは、夏の猛烈な暑さも和らぎ、かといって冬のように寒くもなく、一年で最も過ごしやすい絶好のお出かけシーズン!「パパ、どこか面白いところに連れてってー!」という子どもたちの期待に満ちた声に応えるべく、今週末にピッタリな栃木県のイベント情報を、パパ目線で徹底的にリサーチしました。
「毎週のように近くの公園に行っているけど、たまには違う刺激も欲しいな…」「せっかくの気持ちのいい季節だから、家族で何か特別な体験をさせてあげたい」そんな風に思っているパパさん、ママさんのために、我が家でも本気で行きたいと思えるイベントだけを厳選してご紹介します。この記事を読めば、もう週末の計画で悩むことはありません!ぜひ最後までお付き合いください。
食欲の秋を満喫!栃木県のグルメ系イベント(9月20日・21日)を徹底解説
秋といえば、やっぱり美味しいもの!ですよね。実りの秋、収穫の秋。この季節は、自然の恵みが一番美味しいとき。我が家の子どもたちも「お祭り」と聞くと、目がキラキラ。「唐揚げ!チョコバナナ!フランクフルト!」と、普段はあまり食べさせてもらえない屋台グルメの名前がスラスラ出てきます(笑)。この時期の栃木県は、各地で収穫を祝うイベントや、地域の美味しいものが一堂に会するグルメフェスが目白押しです。9月20日、21日の週末に、家族みんなのお腹と心を満たしてくれる、食欲をそそるイベントを詳しくご紹介します!
【真岡市】勇壮な伝統行事に興奮!中村八幡宮例大祭の「流鏑馬(やぶさめ)」
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まず最初にご紹介するのは、真岡市で古くから続く「中村八幡宮例大祭」。その中でもハイライトとなるのが、9月21日(日)に奉納される「流鏑馬(やぶさめ)」です!これは、疾走する馬の上から的を射抜く、日本の伝統的な騎射の技術。テレビの時代劇などで見たことはあっても、本物を目の前で見る機会はなかなかありません。
僕自身、子どもたちには日本の素晴らしい伝統文化に肌で触れてほしいと常々思っています。教科書や動画で見る知識も大切ですが、本物の迫力は全くの別物。地響きを立てて駆け抜ける馬の蹄の音、射手が弓を引き絞る瞬間の静寂、そして矢が放たれ「バシッ!」と的を射抜いた時の快音!うちの小学2年生の息子は、ヒーローものが大好きなので、馬に乗った射手の姿に「うわー!リアル武士だ!かっこいいー!」と大興奮すること間違いなしです。歴史の勉強が始まり、少しずつ昔のことに興味を持ち始めた小学4年生の娘にとっても、きっと強烈なインパクトを残すはず。「これが鎌倉時代から続く行事なんだよ」と教えてあげれば、生きた社会科見学になりますよね。
もちろん、子どもたちにとってのもう一つのお目当ては「屋台」です。流鏑馬の厳かな雰囲気と興奮を味わった後は、家族で「さあ、何食べる?」と屋台が立ち並ぶ参道を練り歩く時間も、お祭りの大きな楽しみの一つ。定番の焼きそばやりんご飴はもちろん、最近の屋台は進化していて、チーズハットグや電球ソーダ、フルーツ飴など、子どもたちの心を鷲掴みにするメニューが豊富です。「お小遣いは500円までね。その中で上手にやりくりするんだよ」と事前に約束していくのが、金銭感覚を養う練習にもなって、まさに一石二鳥です(笑)。
ただ、こうした歴史あるお祭りではいくつか注意点もあります。まず、駐車場。神社の駐車場はすぐに満車になることが予想されるため、少し離れた臨時駐車場に停めて歩くか、公共交通機関の利用を検討するのが賢明です。早めの時間帯に到着して、まずは神社の雰囲気をゆっくり味わい、流鏑馬が始まるのを待つのがおすすめです。また、境内は砂利道や段差がある場所も多いので、ベビーカーで行く場合は少し押しにくいかもしれません。小さな子どもと一緒の場合は、混雑の中ではぐれてしまわないように、絶対に手を離さないようにしましょう。
パーシー’s チェックポイント
- 感動ポイント:目の前で見る流鏑馬のスピードと迫力は、子どもたちの記憶に深く刻まれるはず!
- パパママへのアドバイス:混雑は必至。駐車場の確保と子どもの迷子対策は万全に。ウェットティッシュを多めに持っていくと、屋台グルメで手が汚れても安心です。
- 周辺の立ち寄りスポット:車で少し足を延せば「井頭公園」があります。お祭りの前に、大きな池やアスレチックで遊んでおくのも良いプランです。
アクセス・詳細情報
- 開催日:2025年9月21日(日)(例大祭自体は数日間開催されます)
- 場所:中村八幡宮(栃木県真岡市中562)
- 最寄駅:真岡鐵道「久下田駅」から車で約10分
- 料金:見学無料(飲食代、初穂料などは別途)
- 駐車場:あり(混雑が予想されます。詳細は真岡市観光協会公式サイトなどでご確認ください)
- ポイント:800年以上の歴史を持つ伝統行事。日本の「粋」と「勇」を肌で感じられる貴重な機会です。
【佐野市】イベントがなくても楽しい!「道の駅どまんなかたぬま」で秋の味覚探し
「この週末、特定の大きなイベントに行くほどの気力はないけど、どこかでのんびりと秋を感じたいな…」そんな風に思うこと、ありますよね。そんなファミリーに心からおすすめしたいのが、佐野市にある「道の駅どまんなかたぬま」です。ここは、もはや単なる休憩施設ではありません。買い物、グルメ、遊びが一体となった、一日中いても飽きないエンターテイメント施設なんです!
9月中旬から下旬にかけてのこの時期、農産物直売所「朝採り館」は、まさに秋の味覚の宝石箱。地元で採れたばかりの新鮮な梨(豊水やあきづきなど、品種も豊富!)や、大粒のブドウが所狭しと並びます。スーパーで売られているものとは、まず香りとツヤが違います。子どもたちと一緒に「見て、このブドウ、宝石みたいに大きいね!」「どっちの梨が甘いかな?」なんて会話をしながら選ぶ時間は、とても豊かで楽しいひとときです。うちの果物大好きな娘は、きっと試食コーナーから離れようとしないでしょう(笑)。
そして、パパとして見逃せないのが充実のグルメ!ご当地グルメの佐野ラーメンが味わえるお店はもちろん、本格的な中華、手作りジェラート、焼きたてパン、そして名物の「いもフライ」を売る惣菜店まで、食いしん坊ファミリーにはたまらないラインナップが揃っています。僕の一押しは、無料の足湯に浸かりながら食事ができるテラススペース。運転で疲れた足をじっくり癒しながら、子どもたちがジェラートを夢中で頬張る姿を眺める…これぞ、パパにとっての最高の休日です。
さらに、この道の駅のすごいところは、子どもの遊び場が充実していること。買い物の間に子どもが飽きてしまっても、無料の遊具広場や、夏の名残を楽しめる「じゃぶじゃぶ池」があるので安心です。うちの活発な息子も、ここでなら有り余るエネルギーを存分に発散できます。公式サイトをチェックすると、週末にはヒーローショーや地元の団体によるパフォーマンス、フリーマーケットなどが開催されていることも多いです。たとえ特別なイベントがなくても、秋の味覚を探しに、そして家族でのんびり過ごしに訪れるだけでも、十二分に満足できる鉄板スポットですよ。
東北自動車道の佐野藤岡インターチェンジから約5分というアクセスの良さも魅力。群馬県の太田市や、同じ栃木県内の足利市、栃木市方面からも気軽に立ち寄れるので、ドライブプランに組み込むのに最適な場所です。
パーシー’s チェックポイント
- 感動ポイント:産地直売ならではの新鮮フルーツの美味しさ!子どもたちの「美味しい!」の笑顔が最高の収穫です。
- パパママへのアドバイス:週末のお昼時はフードコートが非常に混雑します。少し時間をずらすか、屋外のテラス席を狙うのがおすすめ。保冷バッグを持参すると、新鮮な野菜や果物を安心して持ち帰れます。
- 周辺の立ち寄りスポット:「佐野プレミアム・アウトレット」がすぐ近く。ママのショッピング欲も満たせるかもしれません!
アクセス・詳細情報
- 場所:道の駅どまんなかたぬま(栃木県佐野市吉水町366-2)
- 最寄駅:東武佐野線「吉水駅」から徒歩約20分
- 営業時間:施設により異なる(農産物直売所は9:30~19:00など)
- 料金:入場無料
- 駐車場:あり(無料、約650台)
- ポイント:グルメ、買い物、遊びがワンストップで完結!あらゆる世代の「楽しい」が詰まった、家族みんなが満足できる万能スポットです。
【宇都宮市】収穫体験もできるかも?「JAうつのみや ろまんちっく村」で秋を探そう
餃子の街、宇都宮市にある「ろまんちっく村」は、ただの公園ではありません。46ヘクタールという、東京ドーム約10個分もの広大な敷地を持つ、滞在体験型のファームパークなんです。ここもまた、一日中、いや、泊りがけでも楽しめる我が家のお気に入りスポットです。
ろまんちっく村の一番の魅力は、何と言っても「本物の農業」に気軽に触れられること。季節ごとに様々な収穫体験が企画されており、9月下旬だと、まさにさつまいも掘りのベストシーズン!事前に予約が必要な場合が多いですが、土の匂いを嗅ぎ、自分の手で蔓を引っ張り、土の中から大きなお芋がゴロゴロと顔を出す瞬間の感動は、子どもたちにとって最高の食育になります。「見てパパ!こんなに大きいの掘れたよ!」と泥だらけの手で満面の笑みを見せてくれる我が子の姿は、最高のシャッターチャンスです。「このお芋、大学芋にしようか?それともスイートポテトがいい?」なんて、帰り道の車内で家族会議が始まる時間もまた、かけがえのない思い出になりますよね。
また、園内の施設の充実ぶりは驚くほど。森の中のアスレチック、広大なドッグラン、さらには天然温泉施設「湯処あぐり」や屋内プールまで完備されていて、本当に至れり尽くせり。思いっきり遊んで汗をかいた後に、家族みんなで温泉に入って汗を流し、疲れを癒す…なんていう贅沢なプランも可能です。僕もよく、子どもたちと遊び疲れてクタクタになった後、ここの露天風呂にお世話になっています。里山ののどかな風景を眺めながら入る温泉は、日頃の仕事の疲れを芯から癒してくれます。
もちろん、グルメも超一流。地元の新鮮な食材をふんだんに使ったレストランや、なんと園内で醸造しているクラフトビールが楽しめるブルワリーも併設されています。「パパは運転お疲れ様」とママに言ってもらい、美味しい地ビールを一杯…なんていうのも最高の贅沢ですね(もちろん、その後の運転はママにお願いするのですが!)。広大な芝生広場「みのりの森」があるので、お弁当とレジャーシートを持ってきてピクニックするのも最高におすすめです。青空の下で食べるおにぎりは、それだけで何倍も美味しく感じますからね。
宇都宮市街からは少し離れていますが、東北自動車道の宇都宮インターからすぐという好立地。鹿沼市や日光市方面へのお出かけの際に立ち寄るのも良いかもしれません。収穫体験などのイベント情報は頻繁に更新されるので、お出かけ前にはろまんちっく村の公式サイトを必ずチェックしてくださいね!
パーシー’s チェックポイント
- 感動ポイント:自分の手で収穫する喜び!食への感謝の気持ちが自然と芽生える貴重な体験ができます。
- パパママへのアドバイス:収穫体験に参加するなら、汚れてもいい服と靴、着替えは必須です。軍手や長靴、持ち帰り用の袋もあると便利。
- 周辺の立ち寄りスポット:近くには「大谷資料館」があり、巨大な地下採石場跡の幻想的な空間は、子どもたちも探検気分で楽しめます。
アクセス・詳細情報
- 場所:JAうつのみや ろまんちっく村(栃木県宇都宮市新里町丙254)
- 最寄駅:JR「宇都宮駅」西口から関東バス「ろまんちっく村」行きで約35分
- 営業時間:施設により異なる(通常8:30~18:00)
- 料金:入場・駐車場無料(各施設利用、体験プログラムは別途料金)
- 駐車場:あり(無料、1,100台)
- ポイント:広大な敷地で農業体験、温泉、グルメ、遊びの全てが揃う。自然の中で心も体もリフレッシュできる、まさに楽園のような場所です。
芸術と自然に触れる!栃木県の体験型イベント(9月20日・21日)おすすめ選
「食欲の秋」を満喫したら、次は「芸術の秋」や「スポーツの秋」も楽しみたい!そんなアクティブなファミリーに向けて、体を思いっきり動かしたり、美しいものに触れて感性を磨いたりできる、とっておきのイベントやスポットをご紹介します。厳しい夏が過ぎ、心地よい風が吹く9月20日、21日の週末。栃木県の豊かな自然や文化にどっぷりと浸かって、家族の新たな思い出の1ページを綴ってみませんか?
【那須町】夜空を彩る感動体験!「りんどう湖ファミリー牧場」の花火大会
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那須塩原市のすぐお隣、那須高原にある「りんどう湖ファミリー牧場」は、動物とのふれあいや様々なアトラクションが楽しめる、栃木県を代表する人気スポット。我が家も、那須方面へ行く際には必ずプランに組み込む、定番のお出かけ先です。そのりんどう湖で、なんとこの季節、9月21日(日)にも花火大会が開催されるんです!
夏だけじゃない、秋に見る花火もまた格別です。りんどう湖の花火は、湖畔から打ち上げられるため、周囲に高い建物などの遮るものが一切ありません。だから、一発一発の音が体に響き渡り、迫力満点。そして何より美しいのが、澄んだ湖面に映り込む「逆さ花火」。夜空と湖面の二つの世界に咲く大輪の花は、思わず家族みんなで息をのむほどの美しさです。都会の有名な花火大会のような、場所取りに苦労するほどの大混雑も比較的少なく、小さな子ども連れでも安心して楽しめるのが、パパママにとっては本当に嬉しいポイントですよね。
このプランの最高なところは、一日中楽しめること。昼間は、牛の乳しぼり体験で命の温かさに触れたり、アルパカにもふもふの毛を触らせてもらったり。うちの子どもたちは、湖の上をワイヤーで滑空する「ジップライン~KAKKU~」が大好き。風を切って進む爽快感は、大人でも病みつきになります。小学2年生の息子はまだ体重制限でチャレンジできませんが、お姉ちゃんが楽しそうに滑っているのを見て「僕も早く大きくなって、鳥みたいに飛ぶんだ!」といつも目を輝かせています(笑)。そして、牧場で思いっきり遊んだ日の締めくくりに、その日の楽しかった思い出を語り合いながら、家族みんなで夜空を見上げる…。これ以上にない、最高の週末だと思いませんか?
パーシー’s タイムスケジュール案
時間 | 行動プラン | ポイント |
---|---|---|
13:00 | りんどう湖ファミリー牧場に到着 | 午後に到着して、まずは動物とのふれあいエリアへGO! |
15:00 | アトラクションを満喫 | ジップラインやゴーカートなど、体を動かすアトラクションで遊ぶ! |
17:00 | 早めの夕食 | 園内のレストランで腹ごしらえ。混む前に済ませるのが吉。 |
18:00 | 花火の場所取り | レジャーシートを広げて、打ち上げを待つ。肌寒いので上着を忘れずに。 |
19:30 | 花火大会スタート! | 目の前に広がる光と音のショーに感動! |
花火大会の開催日は、日中から多くの人で賑わいます。特に夕方に近づくにつれて駐車場も混雑し始めるので、どうせなら早めに到着して、一日中遊び尽くすつもりで計画を立てるのが断然おすすめです。那須高原は標高が高いため、夜は想像以上に冷え込むことも。薄手のフリースやパーカーなど、さっと羽織れるものを一枚多めに持っていくと安心ですよ。那須の澄み切った秋の夜空に咲く花火は、きっと家族みんなの心に深く残る、忘れられない思い出になるはずです。詳しい開催日や時間については、必ずりんどう湖ファミリー牧場の公式サイトで最新情報をご確認ください。
アクセス・詳細情報
- 開催日:2025年9月21日(日) ※花火の開催日は複数あるため、公式サイトで必ずご確認ください
- 場所:那須高原りんどう湖ファミリー牧場(栃木県那須郡那須町高久丙414-2)
- アクセス:東北自動車道「那須IC」から車で約10分
- 料金:入園料(大人1,600円、3歳~小学生800円)が必要です。花火の観覧自体は無料。
- 駐車場:あり(無料)
- ポイント:昼は動物とふれあい、夜は湖畔で花火を鑑賞。一日で二度おいしい、最高の贅沢が体験できます。
【壬生町】無料で一日中遊び倒せる!「とちぎわんぱく公園」でのびのび過ごす休日
「とにかくお金をかけずに、子どもたちを思いっきり疲れさせたい!」…これ、世の中のパパママ共通の切なる願いですよね(笑)。そんな願いを完璧に叶えてくれる、まさに”神”のような場所が、下都賀郡壬生町にある「とちぎわんぱく公園」です。小山市や栃木市、鹿沼市からもアクセスしやすく、北関東最大級の規模を誇るこの都市公園は、週末になるといつも多くの家族連れの笑顔で溢れています。
この公園の何がすごいって、その圧倒的なクオリティにもかかわらず、ほとんどの施設が入園・利用無料だということ!園内の中核施設である夢のような「こどもの城」には、巨大なボールプールや複雑に入り組んだネット遊具、本格的なごっこ遊びができる「なりきりタウン」など、たとえ雨が降っても一日中遊び尽くせる屋内施設が完備されています。そして屋外に目を向ければ、怪獣をモチーフにした巨大な複合遊具「ふしぎの船」や、子どもたちに大人気のターザンロープ、どこまでも続くかのような広大な芝生広場が広がっています。
うちの子どもたちをここに連れてくると、いつも閉園のアナウンスが流れるまで帰りたがりません。特に息子は、何度も何度も「ふしぎの船」のてっぺんまで駆け上がっては、長いローラー滑り台を滑り降りて、全身汗びっしょり。娘は「こどもの城」の中にあるおままごとコーナーで、小さなお友達と一緒にもくもくとお料理を楽しんでいます。子どもの年齢や性格、その日の気分に合わせて、それぞれが自分の「好き」を見つけて夢中になれる。これこそが、この公園の最大の魅力です。
さらに嬉しいことに、栃木県では毎月第3日曜日を「家庭の日」と定めており、この日は園内にある有料施設「壬生町おもちゃ博物館」の入館料が割引になるなどの特典があります。2025年9月21日(日)は、まさにこの「家庭の日」に該当します!普段は有料の施設もお得に利用できる絶好のチャンスなので、ぜひ狙って行ってみてください。
園内は非常に広く、端から端まで歩くとかなりの距離になるので、小さなお子さん連れの場合はベビーカーが必須です。また、パーシー家のおすすめの過ごし方は、お弁当とレジャーシートを持って行って、芝生広場でのんびりピクニック。自動販売機は各所に設置されていますが、お弁当などを買う売店は限られているので、持参するのが確実です。青空の下、思いっきり体を動かして、最高の笑顔を見せてくれる子どもたちに会える場所。栃木県公式の観光サイト「とちぎ旅ネット」でも、ファミリー向けスポットとして常に上位にランクインする、子育て世代の聖地です。
パーシー’s チェックポイント
- 感動ポイント:無料でここまで楽しめるのか!という驚きと満足感。子どもたちの有り余る体力を思う存分発散させられます。
- パパママへのアドバイス:園内が広すぎるので、最初に「今日はこのエリアで遊ぶ」と決めておくのがおすすめ。水分補給のための水筒と、汗をかいた時のための着替えは絶対に忘れずに。
- 周辺の立ち寄りスポット:公園のすぐ隣には「道の駅みぶ」があり、新鮮野菜の買い物や、ご当地グルメ「しもつかれ」をアレンジしたメニューなどが楽しめます。
アクセス・詳細情報
- 場所:とちぎわんぱく公園(栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2273)
- 最寄駅:東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」から徒歩約15分
- 営業時間:8:30~18:30(4月~9月)、こどもの城は9:30~17:30
- 料金:入園・駐車場無料(壬生町おもちゃ博物館などの一部施設は有料)
- 駐車場:あり(無料、1,100台)
- ポイント:無料とは思えない圧倒的な充実度!晴れでも雨でも、一日中遊び尽くせる子育て世代の最強の味方です。
【日光市】秋の始まりを感じるハイキングと世界遺産散策
言わずと知れた日本を代表する観光地、日光市。紅葉シーズン(10月下旬~11月)の喧騒が始まる少し前の9月下旬は、実は通だけが知る狙い目の時期なんです。厳しい夏の暑さが嘘のように和らぎ、空気が澄み渡るこの季節は、ハイキングや散策に最適。小さな子ども連れでも、気持ちよく歩きながら世界遺産や豊かな自然に触れることができます。
本格的な登山はハードルが高いですが、例えば「日光田母沢(たもざわ)御用邸記念公園」の散策などは、小学生の子どもたちにもぴったりです。明治期に造営された、建築様式の異なる三つの時代の建物が一体となった美しい御用邸は、まるで巨大な迷路のよう。探検気分で見学したり、隅々まで手入れの行き届いた美しい庭園をのんびり歩いたり。歴史に興味を持ち始めた娘には、「ここは昔、天皇陛下が夏を過ごした別荘なんだよ。あの部屋はビリヤードをするためのお部屋だったんだって」と一つ一つ説明してあげると、とても興味深そうに耳を傾けてくれます。
もうすこしアクティブに自然を満喫したいなら、戦場ヶ原のハイキングコースの一部を歩いてみるのも良いでしょう。コース全体を踏破するのは小学生には大変ですが、観瀑台から湯滝の迫力を間近に感じたり、木道が整備されたエリアを30分ほど歩くだけでも、目の前に広がる雄大な湿原の景色に圧倒されます。双眼鏡を持って行ってバードウォッチングをしたり、足元に咲く可憐な秋の草花を探したりするのも楽しいですね。「あ、赤トンボだ!」「この紫のお花、なんて名前だろう?」そんな子どもたちの小さな発見に、大人もハッとさせられます。
パーシー’s おすすめ散策プラン
日光東照宮周辺は坂や階段が多いので、子ども連れにはこんなプランがおすすめです。
- 午前:比較的平坦な「日光田母沢御用邸記念公園」をゆっくり見学。
- 昼食:御用邸近くのお店で日光名物の「ゆば料理」に舌鼓。
- 午後:車で移動し、「華厳の滝」や「中禅寺湖」の雄大な景色を楽しむ。
このプランなら、無理なく日光の歴史と自然の両方を満喫できますよ!
散策で心地よい汗をかいた後は、日光名物のグルメタイム。温かいゆば蕎麦で体を温めたり、お土産屋さんで名物の「見ざる言わざる聞わざる」のキーホルダーを真剣な顔で選んだりするのも、旅の醍醐味です。帰りの車の中で、遊び疲れた子どもたちがぐっすりと眠ってしまったら、それは一日中、五感をフルに使って自然と歴史を満喫した証拠。派手なイベントはなくても、家族で過ごす時間の豊かさをしみじみと感じられる、そんな知的な週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。
アクセス・詳細情報
- 場所:日光市街地(日光東照宮、日光田母沢御用邸記念公園など)
- 最寄駅:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」
- アクセス:日光宇都宮道路「日光IC」から市街地まで車で約5分
- 料金:各施設による(例:日光田母沢御用邸記念公園 大人600円、小中学生300円)
- 駐車場:周辺に市営駐車場、民間駐車場など有料駐車場多数あり
- ポイント:過ごしやすい気候の中、世界遺産と豊かな大自然に同時に触れる。子どもの知的好奇心をくすぐる、学びの多い旅ができます。
まとめ
2025年9月20日(土)・21日(日)の週末に家族で楽しめる、栃木県のイベント情報はいかがでしたでしょうか?
食欲の秋をこれでもかと満喫できるグルメなイベントから、心地よい秋風の中で体を動かし、豊かな自然や文化に触れられるアクティブなスポットまで、栃木県には子育て世代の心をくすぐる魅力的な場所が本当にたくさんあります。今回ご紹介した場所以外にも、足利市の「あしかがフラワーパーク」では秋のバラやアメジストセージが見頃を迎え、幻想的な光景が広がっていますし、小山市にあるショッピングモール「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」では、買い物のついでに楽しめる参加型のイベントが開催されていることも多いです。
週末のお出かけで本当に大切なのは、「どこへ行くか」ということだけではないと、僕は思っています。その場所で家族みんながどうやって楽しむか、どんな会話をして、どんな新しい発見があるか。そして、何よりもどんな笑顔が生まれるか。そんな時間を想像しながら家族みんなで計画を立てる時間こそが、週末のお出かけの一番の醍醐味なのかもしれません。
この記事が、あなたの家族にとって「今週末が待ち遠しい!」と思えるような、最高の週末を作るための一助となれば、2児の父パーシーとしてこれほど嬉しいことはありません。ぜひ、今週末は栃木県のイベント(9月20日・21日)に足を運んで、家族みんなで素敵な秋の思い出をたくさん作ってくださいね!
2025年栃木県のイベント【9月23日】秋分の日の家族向けお出かけ特集!
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